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49日の法要に合わせ、名古屋から弟が帰ってきました。
例によって夜行バスに乗り、高知に翌朝の6時半に着くのです。
バスターミナルで待っていると、20分遅れでバスが到着しました。
迎えの車に乗り込むなり弟は「いや~ 今回はもうちょっとでバスに乗り遅れるところやった!大汗かいたで!!」
「そんなに仕事が今忙しいが?」
「仕事はそれほどでもないけんど」
実は予定の時間に仕事を終え、家で荷物をして、駅まで自転車で行こうと乗ったとたん、タイヤの空気が見事に抜けているのに気がついたというのです。
近くに自転車屋はなく、もしあったとしても修理していたら間に合いそうもないぐらい時間が切迫していました。
そこで、両手に荷物を提げたまま、駅まで猛ダッシュ!
何とか間に合ったものの冷や汗、大汗かきまくりといったわけだったのです。
まあ弟のドジは今に始まったわけではなく、昔から話のネタは尽きませんでした。
例えば大学受験のとき、会場に座って初めて筆箱を忘れたのに気付き、後の受験生にシャーペンを借りて事なきを得たり、ジッパーの緩いGパンをはいていて、トイレで用を足そうとしたらジッパーをしっかりくくりつけていたのを忘れていたため、なかなか下りず、危機一髪だったなど.....
49日の法要も無事終わり、お墓参りも済ませ予定の用事が一応片付けば、帰りのバスに乗るまではのんびり骨休め。
弟は普段仕事で忙しい分ゆっくりとリビングでくつろいでいました。
あんまり暇そうなので、郵便局で通帳の記帳を頼むと
「お土産買いに行くついでに行ってくる」と引き受けてくれました。
池澤本店でまぼろしの“土佐の赤かつおラー油”を買い、予定どうり夜行バスで帰って行った弟。
「おじちゃん!今度はいつ帰ってくるが?」と尋ねる長女。
彼女が待っているのは、おじさん本人よりもお土産にもって来る手羽先であることは言うまでもありません。
弟が帰った次の日、どうしても通帳が見当たりません。
よく考えてみると昨日弟に記帳をたのんだままだったことに気付きました。
あわててケイタイをかけるもつながりません。
夜になってやっとつながったのは10時過ぎ。
「休みの後で忙しかったろう?」尋ねると
「今日にかぎって家にケイタイ置いたまんまやった!」とのこと。
通帳の事を尋ねると
「ああ!そういえばそのまま持ってきてしもうた!」とやっと気付いた様子。
「悪いけんど、郵送して!」と頼むと
「うん!わかった!!」と景気よく引き受けてくれました。
が翌日着くと言ったのに次の日とうとう着くかなかったので、電話すると
「それが通帳送って帰ってから、免許書も同封したことに気づいて、また荷物を取り返しに行ったりしよって遅うなってしもうたがよ」
「ええ~!!免許書!!」
ドジもここまでくれば立派な個性です!!