人気ブログランキング | 話題のタグを見る

編み友アミーゴ

bulky.exblog.jp
ブログトップ

土佐弁はチックと難しいき!

土佐弁はチックと難しいき!_a0129727_12344521.jpg

土佐弁はチックと難しいき!_a0129727_12352228.jpg

      
編物クラブバルキーのホームページはこちら!


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 編み物へ
今、高知は「龍馬伝」のおかげで町中龍馬であふれています。
駅前の「土佐テラス」には定番の龍馬グッズやお土産はもちろんのこと、龍馬、お龍の着ぐるみ、ときにはなりきり龍馬にも会えます。
スーパーにお昼の弁当を買いに行けば、「龍馬弁当」に「脱藩にぎり」と龍馬ファンならつい買いたくなってしまいそうなネーミングの食べ物がズラリ並んでいます。
 ところで我が家のすぐ近くの公園には、武市半平太の道場跡の記念碑が立っています。
それによれば実際の道場は、記念碑より東に30メートルの道路北側、ということはエエ~!うちのすぐそばってことォ~
 ひょっとしたらあのころ龍馬も、うちのまえを通って武市道場へ遊びにいっていたかもしれないと思うと、何だか龍馬がグッと近くなった気がして嬉しくなってしまいます。
 ところで名古屋にいる弟からのメールによれば、かの地でも龍馬ブームらしく、職場や居酒屋で
よく土佐弁を耳にするそうです。
ところがやたらに「ぜよ」や「・・やきに」「・・ちゅう」をつける何とも怪しげな土佐弁が横行。
土佐人としては黙ってはいられず、日々正しい土佐弁の啓蒙に努めているらしいのです。
 そもそも土佐弁は古語が現代語として多く使われているようです。
げに(実に)、まっこと(まことに)、いぬ(去ぬ、往ぬ 帰る)、める(滅る、困る)など
(げにまっこと)、用事を済まさんと(いん)だき(めった)ちや!となります。
極めつけは、「かわるにかわらん」
変わるのか、変わらないのかどっちだ!ってことではなく「変わる にか あらん」という立派な古語で、(変わるようだ)の意味なのです。
また土佐弁は「じとぢ」「ずとづ」を使い分けることができ、こじゃんと、たまるか、たかで、など
程度を表す表現も豊かです。
 要するに、四国山脈に隔てられ他との交流が少なかった分、独自の文化がズ~ッと受け継がれてきたようです。
おかげで、言葉のみならず、人間性においてもチックとかわったががおらあね。(ちょっと変わった人がいます)
 土佐っ子は、とっつきは悪いけんど、慣れたらこれがたまるかいうばぁ、こじゃんと付き合うき、
まあいっぺん高知の城下へきてみいや!!
by bulky-amimono | 2010-05-15 09:30